私には90才の実母がいる。80才の義母もありがたいことに元気だ。
実母は2年前からケアハウスに入ってくれた。
いわゆる、軽費老人ホームのケアハウス(自立型)にあたる。
今回入居を希望することになり、いろいろ調べてみた。
介護保険施設→介護保険サービスで利用できる公的な施設
・特別養護老人ホーム(特養)→介護目的の施設(要介護3以上)
・介護老人施設(老健)→リハビリを中心
・介護療養型医療施設(療養病床)→長期入院して療養する
各種地域密着型施設→要介護(要支援)認定を受けた市区町村の住民利用できる施設
・グループホーム→認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設。
・小規模多機能型居宅介護→認知症の人を中心に通所、宿泊、自宅介護も可能。
軽費老人ホーム→自立して生活することに不安があり援助がない人
・ケアハウス(自立型)→軽介護になっても外部の介護サービスを利用できる。
要介護3以上になると住み続けるのは難しい。
・ケアハウス(介護型)→介護スタッフによる介護サービスが受けられる。
要介護度が上がっても住み続けられる。
母の場合は『経費老人ホームケアハウス(自立型)』
以上、簡単な基準をまとめてみました。
実はもっと詳細に分類されていて、本当に複雑で理解するのが難しかった。
私は、母のことだけで、必要なことだけを理解したつもりだ。
以前は同居していたが夫の転勤に伴い引越ししなくてはならなくなった。
母は一緒に引越しはできないと思っていたようで、
私にではなく、孫たちに、どこか入れる施設は無いかなぁ?と相談してたそうだ。
まずは、一人で暮らすことはできないし、まず、家が木造で古すぎて、
今でも、台風の時はとても怖い。
だから、施設に入ろうと考えてくれたようだ。
優しくて潔いカッコいい母だ。
という事で、まずは、介護認定を受けなければならないそうで、、、
「要支援1」の認定を受けた。
母はうちの中では歩行は可能だが、外に出ることはない。
よって、軽費老人ホームのケアハウス(自立型)となった。
母が望むような施設を探し申し込みをした。が、50人待ちと言われた。
まだまだ先だと予想していたのだが割と、2ヶ月後位で連絡がきた。
私たちの引越しより先に母が施設に入所、出来ることになったので良かった。が、
私はとにかくバタバタで、忙しく、作業に追われる感じだった。
通常の仕事に加え、荷物の整理や処分、家の解体の手配などで、
とにかく忙しく時間がなかった。
母は、やはり、いざとなると不安で、不安でいっぱいという感じだった。
私は忙し過ぎてわざと優しい言葉をかけれなくなっていた(自己嫌悪)。
母と娘というのはなんとも厄介な感情が顕になる。
引越し当日から現在まで😊
引越当日、荷物搬入が終わり、母を残して帰る時は、
「こんなことして良いのだろうか?私はなんと冷たくて残酷な仕打ちを
大好きなお世話になった母にしているのだろうか?」と凹んだ。
うちに帰り夜になると涙があふれ止まらなかった😭
うちでも暫くは、母の事が頭から離れず、「今なにしてるのかなぁ?」
と良く考えていた。母も私も情緒不安定だったと思う。
母も、最初の2、3週間位は電話の声も暗く心配だったが、少しづつ明るい声になった。
今では、母の方から言われるようになった。
「忙しいから、相手してる時間ないから来なくて良いよ。」と。
施設に気の合う友達も数人でき、
元気に暮らしてくれているので何よりありがたい。😊
母は私の家族のことを最優先に大事にしてくれるから、
迷惑かけないようにと頑張ってくれてる。
最近は、表情も豊かになり、無邪気によく笑うようになった。
私も母のように、優しくてかっこいいと思われる親になりたいと思ってる。
子供たちには、迷惑をかけないような老後を過ごさねば!と思っている。
筋トレ、ストレッチは欠かさない!
コロナの影響で面会できなくなって、もう、1ヶ月以上になる。
電話では話しているが、だんだん、会いたい気持ちが強くなってくる。
電話の声も明るく、楽しそうで、忙しく1日1日を過ごしているようだ😊
施設のスタッフの皆さんには本当に感謝!
今後も元気で楽しく過ごしていって欲しいと願っている。
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